曖 昧 に 生 き ロ グ 。

か わ い く あ い ま い に い き ろ 。( 伝えるのは下手くそですが、見てくださってる皆さんのこととても感謝しています )

メリーバッドエンド

 

正常と異常のあいだを
反復横跳びしてるみたいな毎日


少しずつ元気になってきて
少しずつ人に会いたいかも
って思えるようになってきて


少しずつ自分の状況を
理解できるようになってきた


元々、境界性人格障害っていう
障害を持って生活してきて
それでも日々の生活は幸せだったし
普通を装うことにもなれて
みんなの中に混じって生きている
ようなそんな感じだったけど、
結局鳩の中に烏が混じっているような
白鳥の中に鵞鳥が混じっているような
そんな、装うだけで私は人間ではないんだ
人間みたいななにかみたいな
そんな感覚も正直感じているところがある。

 


でもそもそも人間って
多分みんな人間じゃなくて
みんな人間ごっこしてるんだよね
みんなで世間ごっこしてるんだよね


人間のためにできた社会に
人間のためにできた世間に
気づいたら
社会のために生きる人間に
世間のために生きる人間に
なってるんだろうな
みんなみんな。

 


自分を生きるって
そんな簡単なことではないから
それぞれがそれぞれの壁登ってんだろうな


そして私には
隣の誰かの壁は登れなくて
私には私の壁しか登れなくて
そして、
誰かの壁が低く見えたり
誰かの壁が高く見えたりして


人の傷ばっかり見に行って
それで自分の傷を癒してる気になって
生傷のままの
手付かずのままの自分の壁に
よそ見したままぶつかって


もう助走をつける距離も残されてない
そんな日々を送っていたような気がする

 


でも
私の壁がある人生が私の人生で
これが私の人生なんだよな


これが私のしかたない人生だから
しかたない人生なら
少しは前向きに自分の壁越えようと
してみたらいいんだろうなって
少しだけ少しだけおもったりした。

 


でも正直
全然幸せでもないのに
全然明るくもないのに
明るい振りをすることや
言葉をポジティブに変えることに
価値は何も感じない。


お道化でつくったハッピーエンドより
生身でぼろぼろでも
晒し続けたバットエンドの方が
私は好きだなと思う。


それが私なりの
メリーバッドエンドだと思う。


むりやり
ほらこんなふうに捉えたらさ
とか
それでもやっぱり楽しまなきゃね
とか
おもってもみないお道化は
もうしたくないと思う。


それが
私の人生だから。


私のメリーバッドエンドだから。